『グレイス＆フランキー』（S1~S7）についてと感想。
作品概要
邦題：グレイス＆フランキー
原題：Grace and Frankie
ジャンル：コメディ・ドラマ
シーズン：7
話数：94
制作国：アメリカ
制作：スカイダンス・プロダクションズ
あらすじ
夫同士が共同経営者であるグレイスとフランキー。口を開けば言い合いばかりの2人を新たな絆で結びつけたのは、夫たちの衝撃のカミングアウトだった・・・。Filmarks「グレイス＆フランキー シーズン1」より
登場人物
グレイス
（演：ジェーン・フォン / 吹替：一柳みる）
元経営者でロバートの元妻。
完璧主義でプライドが高いが、老いへの恐怖心を抱いている女性。長女のブリアナに会社を譲り、悠々自適のセカンドライフを送るつもりが・・・。
フランキー
（演：リリー・トムリン/ 吹替：沢田敏子）
画家でソルの元妻。
自由奔放でいつも周りを困らせてばかりいるが、誰よりも家族や友人を大切にしている女性。後先考えない性格が皆を巻き込んでいくが・・・。
ロバート
（演：マーティン・シー / 吹替：浦山迅）
ソルと弁護士事務所を経営しているグレイスの元夫。
歌が上手く、舞台をこよなく愛する男性であり、密かにソルとの愛を育み続けた同性愛者。30年連れ添ったグレイスに離婚を切り出すが・・・。
ソル
（演：サム・ウォーターストン / 吹替：高桑満）
ロバートと弁護士事務所を経営しているフランキーの元夫。
フランキーを心から愛し、優しさと涙もろさを持つ男性であり、ロバートも愛する同性愛者。隠していた秘密をやっと打ち明けられたが・・・。
評価
レビューサイト
| Filmarks | 4.0 / 5.0 |
| IMDb | 8.2 / 10 |
| Rotten Tomatoes | 映画批評家 90 / 100一般視聴者 85 / 100 |
| metacritic | 映画批評家 58 / 100一般視聴者 7.2 / 10 |
個人評価
✩4.6 / 5.0
どのシーズンも変わらずに良かったです。7シーズンも飽きずに観ていると愛着がわいてくるので評価も
甘めになりがちですが、ここまで観ることができたということはそれだけ素晴らしい作品だったというこ
とだと思います。
こんな方におすすめ
・さくっと重すぎず軽すぎないコメディが観たい方
・年を重ねることに恐怖心がある方
・人生について考えることがある方
・未来に希望を抱けない方
・あと一歩を踏み出す勇気がほしい方
・英語学習をしている方
こんな方におすすめしない（視聴注意）
・同性愛作品に抵抗のある方
・不倫作品に抵抗のある方
・熟年恋愛作品に抵抗のある方
・下ネタや下品な表現に抵抗のある方
感想（ネタバレなし）
一気に入り込むというよりかは徐々に虜になっていくドラマでした。
なかなかありえない始まりから、なかなか出会えない人たちとの、笑いあり涙ありのおはなし。
いつか訪れる老いや別れ。年を重ねれば重ねるほど残酷に響いてくる。
それなのにその切なさや悲しさを隠し騙し生きていくのが大人とされる世の中。
いくつになっても弱いところはあるのにね。
自分でも気づいていない寂しさで欠けた心にすっと入り込んで染み入って、はっとなる。
グレイスとフランキー。
行動も言葉も理解不能なところがあったけれど、彼女たちの完ぺきではない不器用なところが人間らしさを感じさせてくれました。
それが今の自分に、そしてこれからの自分に重なっていったのかも．．．
私も二人のように生きていけたらいいな。
視聴方法
配信
購入（レンタル）
San
